2011年03月06日

電車、いつも気にしてます

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東北新幹線「はやぶさ」が営業運転を開始しましたね。けっこう好きなんです、あのカラーリング。元々の緑は「常磐グリーン/青緑1号」ってことですが、メタリックにアレンジされてスカッとした清々しい感じがしますね。ピンクのラインも素敵に効いてるんではないかと。

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初めて「はやぶさ」を見たとき「あれ?この雰囲気、どこかで見た気が…」と思ったんですが、KR250と似た配色というかバランスかなぁと。KRの色はもちろんライムグリーンですしラインはピンクではなくて赤でしたけど、ボクの中では同一のイメージを持っちゃいます。

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で、このE5系という車両、川崎重工の兵庫工場で造ってるんですね(日立でも造ってますけど)。それを知って以来「はやぶさのカラーリングのルーツはKRじゃ!」と振れまわっているんですが、誰もそんな話に真剣に付き合ってくれません。はい、荒唐無稽なこと言ってすいません。

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実は、この「電車のカラーリング」って、普段からけっこう意識して見てましてね。シンプルな配色を用いて、難しい塗り分けをすることもなく、しっかりと収まりの良いイメージを出すって、いろいろなモノのカラーリングについてかなりお手本になるなぁと思ってまして。

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RL250のカラーリングも、元ネタは「地下鉄有楽町線+東急」です。有楽町線は茶色を黄色のラインで挟んでるんですが、東急のオレンジラインで挟む方が綺麗に収まるかな〜ってやってみたわけでして。ま、言わなきゃ、そんなところからアイデアもらってるとは気づかれませんわね。

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ここんとこちょっと放ったらかしにしてるB50MXもこのカラーリングにまとめるつもりでして、今回のBMXも、その弟分のカラーリングにしてやりました。バイクみたいな「面」が無いので塗り分けはちょっと苦心しましたが、イメージとしては兄貴分と仲の良い感じが出せたかな、と。

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ごくごくたま〜にトライアルをしに行った時に河原の隅の見えない所までオシッコに行くとか、A.C.T.S.の会場で本部テントからトイレまで行くとか(オシッコばっかりやなぁ)程度の使い道ですから、ま、そんなに気張った感じにしてもしょうがありませんものね。

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さてさて、クリアを吹いたウレタンは温度さえきちんとコントロールしてやればこの時期でもシャキッと乾燥(っていうか硬化)してくれますので、あとはサクサクと組み上げる段階ですね。今晩はスポークを張って、組み付けるパーツの準備準備。だいぶ、先が見えてきましたぁ。

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posted by 用務員 at 16:19| Comment(2) |  Bicycle | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Such a lovely place


Hotel California

On a dark desert highway
Cool wind in my hair
Warm smell of "colitas"
Rising up through the air
Up ahead in the distance
I saw a shimmering light
My head grew heavy and my sight grew dim
I had to stop for the night

There she stood in the doorway
I heard the mission bell
And I was thinkin' to myself
"This could be heaven and this could be hell"
Then she lit up a candle
And she showed me the way
There were voices down the corridor
I thought I heard them say

Welcome to the Hotel California
Such a lovely place, (Such a lovely place) Such a lovely face
Plenty of room at the Hotel California
Any time of year, (Any time of year) You can find it here

Her mind is Tiffany-twisted
She got the Mercedes BENZ
She got a lot of pretty, pretty boys
She calls friends
How they dance in the courtyard
Sweet summer sweat
Some dance to remember
Some dance to forget

So I called up the Captain
"Please bring me my wine"
He said
"We haven't had that spirit here since nineteen sixty-nine"
And still those voices are calling from far away
Wake you up in the middle of the night
Just to hear them say

Welcome to the Hotel California
Such a lovely place, (Such a lovely place) Such a lovely face
They're livin' it up at the Hotel California
What a nice surprise, (What a nice surprise) Bring your alibis

Mirrors on the ceiling
The pink champagne on ice
And she said
"We are all just prisoners here, Of our own device"
And in the master's chambers
They gathered for the feast
They stabbed it with their steely knives
But they just can't kill the beast

Last thing I remember
I was running for the door
I had to find the passage back to the place I was before
"Relax"
Said the night man
"We are programmed to receive
You can check out anytime you like...
But you can never leave"

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http://www.youtube.com/watch?v=b_xtDRr9syM

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posted by 用務員 at 00:00| Comment(5) |  Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月03日

朝練と夜なべ、で

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そんなこんなで、ニップルはいったい何台分あるんだろうってぐらい手に入り、その後も少しずつ作業をコツコツ…。1色めのシルバーを塗って、ツートンの茶色を塗り分けて、まぁここまでくればあとは一気にラストスパートだぜぃって、ちょっと勢いづきますね。色が付くと楽しくなります。

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で、乾燥時間中は、シコシコと切り文字やらステッカー作り。これがけっこう気分転換になって良いんです。いわゆる機械いぢりとか塗装とかの手仕事じゃなくて、コンピュータに向かってひたすらイラストレータと格闘。で、MacのOS 8.6で駆動するプロッターでカッティング、トホホ…。

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あとはじっくり塗装を乾燥させて、切り出したマーク類を貼り込んで、しばらく定着させたらクリア吹きです。ウン、なんとか20日のA.C.T.S.には間に合いそうな気配になってきたゾと。ここんとこ皆さんもいろいろやってる時期でしょうから、自分もほんの少しは楽しみがないと、ねぇ。

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posted by 用務員 at 08:45| Comment(0) |  Bicycle | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月27日

平成と昭和に出会う日曜日

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先日わが家にやってきたBMXのフレームの塗装をザクザクと剥がしまして、さっそく塗り始めちゃいました。ここんところアララっていうくらい温かかったり急に冷え込んだりと、塗装をするにはなかなかタイミングが難しいですね。温かいうちにどんどん手を進めないとっと。

で、サフを吹いて、例によってお風呂場&ストーブ乾燥室に閉じ込め放置プレイにして、待ち時間は部品調達に出かけることにしました。…といっても、今回はそんなに気を入れてレストアしてるわけでもないので、ホンの小物だけ。ニップルは新品にしたかったもので、それを探しに。

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行ってみたのが、大きな通り沿いにある、巨大な自転車量販店です。店頭にはナン100台って自転車がおいてありますしね、ここならニップルくらい絶対に有るだろうと。別にスイス製DTのアルミニップル…とか言うつもりはありません。普通の真鍮にメッキの安物でオッケですから。

店内すごく混んでましてね。子供用の自転車を買いにきた家族連れやらMTBを買って行くアベックやら買い物カゴを付けにきたお姉さんやら、大賑わいです。若い店員さんが6人くらいいるんですが、誰もが一所懸命に働いてます。じっと待つ事10分ほど。やっと自分の番が来ました。

「あのぉ、ニップルのバラ売りってしてますか?」若いお兄ちゃんに尋ねてみます。するとそのお兄ちゃん「ニ…ニップ、ですか?」とポカンとした顔。「そうそう、14番のブラスにメッキのヤツで良いんですけど」「はぁ、ちょっとお待ち下さい…」と、他の店員さんのところへ。

うわぁ、面倒なお兄ちゃんに当たっちゃったなぁと思っていたら「申し訳ありません。当店ではお取り扱いしておりません」と、誰かに聞いてきたセリフをそのまんま返してくれます。ナン100台って店頭在庫のあるお店で、日にナン10台も売るようなお店に、ニップル置いてないの???。

混み合ったスーパーマーケットくらい忙しそうなんですよ、そこ。見ているとバンバン自転車売れてるし、お客さんだって引きも切らず入ってきます。レジなんてバーコードリーダーでテキパキやってますしね、若い店員さんばっかりでいかにも今風なんだけど、ニップルは、無し。



ま、ネット通販で買うべか…と帰りかけの道に、ナン10年も昔からやってるような汚〜い自転車屋さんを発見しましてね、宮田サイクルの朽ちた看板が半分外れかかってます。まぁダメもとで入ってみました、引き戸がガラガラって開きましてね。幽霊出そうな雰囲気。お店、暗いし…。

誰もいません。「すいませ〜ん、ごめんくださ〜い!」ちょっと怖そうなオジさんが奥からユックリと出てきましてね。「あのぉ、ニップルのバラ売りってしてますか?」「何番?」「14番を」「何個?」「96個、あの100個でも良いです」「ちょっと待って」「はい(怖・・・)」

そしたらオジさん、小さなバケツみたいなのを持ってきまして「要るだけ持っていきな」って差し出すんです。見れば、バケツいっぱいのニップル。ビニール袋を渡してくれて「これに入れていきな」ですって。オロオロしてると、ザクっと手づかみで2回、袋に入れてくれましてね。

高見盛の塩じゃないんだから、そんなに沢山つかまれても「いや、あの、そんなには要らないんですけど…」「あって困るもんじゃないだろ。100個数えろってか?」って、顔、怖いし。「はい、そりゃもう目分量で結構です」昔の自転車屋のオヤジさんって、こんな感じでした、確かに。

「すいません、お代は?」「そうだなぁ、100円」「はぁ?」「100円もらっとくよ」なんだかキツネにつままれたような感じです。小銭が無かったので1000円札を差し出すと、メンド臭そうに受け取って奥に引っ込み、オツリの900円を渡してくれる手が、完全に職人さんでした。


今年は平成23年でして、例の量販店は、実に健全に平成23年のビジネスを展開してるな〜って感じがしました。で、その今年は、昭和で言うと86年だそうです。ポケットにズッシリと重いニップルを詰め込んで、まだ社会のほんの一部で続いている昭和86年を感じた日曜日でした。

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posted by 用務員 at 20:12| Comment(0) |  Bicycle | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月25日

光るズゴ

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ジョーイの父ちゃんへ。こんな感じ?。
ベッドサイドの常夜灯などに使っていただいて、
ムーディーな明かりの元、4人目の子づくりに励んではいかがでしょう。

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posted by 用務員 at 18:09| Comment(1) |  Pastime | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月23日

浅き春に

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ブログに書きたい事はイロイロあったりするんですが、なんだかんだと忙殺されている今日この頃でして、まったく「忙しい」とは「心を亡くす」ってことですね。良くないなぁこういうの。いい歳したオヤジなんですから、もっとユトリを持って日々を送りたいと思う事しきり。

先日、海の仲間と久しぶりに飲む機会がありまして、前回のブログに書いた話からの派生で「自分の葬式にどんな音楽を流して欲しいか」という話題になりましてね。みんな音楽好きな連中なもんですから、そりゃもういろんなアイデアが出ること出ること。話が、止まりませんでした。

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別に、自分の葬式をドラマチックに盛り上げようなんてちっとも思わないんですけどね、なんつ〜か「なるほど、こういうヤツだったのね」と理解はしてもらいたいと言うか、自分のキャラクターに嘘の無いようなBGMに包まれたいなぁと思うのは、ま、当然ですわね。

で、このテーマ、あまりにも壮大なもんですから、次回の飲み会までの課題ってことで各自持ち帰りになりました。皆さんも自分の葬式のBGM、どんなのが良いか、考えてみません?。なかなか面白いテーマだと思います。「遺言」なんて、その程度で良いんじゃないかな〜って思いますわね。

なんつってる昨今、我がガレージに変なヤツがやってきました。DYNOっていうアメリカのB級メーカーのBMX。まぁBMXの限界点てのもある程度は分かってるつもりなんですが、なんか可愛いいいんですよね、このBMXって。で、さっそくバラしちゃいました。キャハハ、楽ちい。

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なかなかのオンボロではあるんですが、さて、どんな感じに塗り替えようかな〜なんて考え始めちゃったら夜も眠れなくなって、ゲゲゲ!ネットで調べてもぴったりサイズのスポーク売って無いじゃんと嘆いてみたり、まるで10代に戻ったようにスチャラカしてる今日この頃。

とかなんとか言ってたらA.C.T.S.の開幕も近づいてきちゃったりで、あ〜あ〜またメンドウな1年が始まっちゃうのね〜と思いつつ、「ムムム、ここんとこちょっと温かくなってきたんでないの?」と貧しいガレージライフに若干の春を感じている用務員であります。

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posted by 用務員 at 01:21| Comment(0) |  Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月04日

Over the rainbow

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昨年のA.C.T.S.最終戦のすぐ後ですから10月半ば頃の事です。さすがにだいぶ涼しくなって、自転車でノンビリ走るにはもってこいの素敵な秋が訪れていました。そんな日、我が家から西の方角にひたすら走って1時間半くらい行った先の、アッケラカンとのどかな田園風景の中でのお話です。

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午後の3時ごろだったか4時ごろだったか、一天にわかにかき曇り、いきなりドッシャ〜って降ってきましてね。ちょっと気の早い夕立みたいなもんです。「やっべ〜、こりゃどこかで雨宿りしなくちゃ」と辺りを見渡しても、そこは広々とした畑のど真ん中。建物なんかありゃしません。

すると数10メートルくらい先に、ささやかな小屋というかお地蔵さんの祠(ほこら)みたいなのがありまして、とりあえずそこに駆け込むことにしました。で、中を覗きこんでビックリ仰天!。小さなお婆ちゃんがチョコンと座っているんです。さすがにギクリとしましたよ。

これは「まんが日本昔ばなし」の世界に入り込んじゃったかな〜と思いながらそのお婆ちゃんを見ると、ニコニコしながら手招きしてくれてます。「ほれ、あんたも早く雨宿りしなさい」って、優しい笑顔に引き込まれましてね。ちょっと窮屈ですが肩を並べて座らせてもらうことにしました。

聞けば、その辺り一面、そのお婆ちゃんちの畑なんだそうです。で、夕飯の材料に実った野菜を採りにきたら雨が降りだしちゃったとのこと。布の袋に詰め込んだ野菜を抱きかかえながら、ニコニコ楽しそうにお話してくれまして。キュートなお婆ちゃんって、ほんとに可愛いですね。

それが、なっかなかハイカラなお婆ちゃんでしてね。頭のホッカムリはピンクのバンダナですし、足元はお揃いにしたピンクのクロックス、それもパチもんじゃないヤツ。身長は140センチくらいでしょうか、ほんとに小さなお婆ちゃんなんです。で、聞いてビックリは、なんとオン歳91歳。

「オンナに歳聞くもんじゃないよ!」「え〜!どうみても90歳くらいにしか見えないですって!」「そういう時は嘘でも70くらいにみえるって言うもんだよぉ」って、会話もしっかりしててジョークもきいて、ボクがあと40くらい歳とってたら恋人にしたいようなタイプなんだけど。



雨はだいぶ小降りになってきたんですけど、そのまましばらくお話していますと、突然「あんた若いのに、補聴器使ってるんかい?」って言うんです。一瞬なんのことだか分かんなかったんですけどね、肩のところでプラプラしてるiPodの白いイヤホンが気になったらしいんですわ。

で、iPodの説明してあげまして「お婆ちゃんはどんな歌手が好き?」と聞きますと「そうねぇ石川さゆりサン良いわねぇ」って言うんです。ハイハイ、たんまり入ってますよボクのiPod、石川さゆりだって。「聴いてみます?」ってイヤホンを差し出すと、ほんとに嬉しそうな笑顔です。

目を閉じて聴き入っている姿、まことに申し訳ないんですが、昔のウォークマンの猿がウットリするコマーシャル思い出しちゃいましてね。でもまぁ幸せなひとときを過ごしていただければねぇ、こちらも嬉しいってもんです。雨宿りさせてもらった一宿一飯の恩義とでも申しましょうか。

「他の歌い手さんも聴けるのかい?」ってお婆ちゃん。こういう時の一瞬の選曲って緊張します。あんまり騒がしい曲は好みじゃないらしいんですが、う〜ん悩む〜。その時です、雨があがって広い畑の遥か向こうに薄らと虹が見えましてね。ふたりの前に素晴らしい光景が広がっていました。

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「こういうのは、どうでしょ?」って選んだのが「Celtic Woman=ケルティック・ウーマン」です。こんなの、若い人同士でそのシチュエーションだったら照れくさくてとても無理ですけどね、まぁ91歳のお婆ちゃんと50半ばのオヤジですから、神様もお許し下さるんじゃないかと。

- Over the rainbow -
http://www.youtube.com/watch?v=I5T6gyCPDvM

- You raise me up -
http://www.youtube.com/watch?v=6IbRQEsVhzA
こちらは、荒川静香さんが使って一気にメジャーになりました。ご存知の方も多いと思います。

YouTubeのライブ音源をmp3に変換してiPodに入れてありました。ケルティック・ウーマンは、スタジオ録音盤よりライブものが圧倒的に良いですね。会場に響き渡る空気感って、特にあぁいう雰囲気の中で聴くと抜群にマッチして、あらら、お婆ちゃん、またウォークマンの猿になってます。

で、ベタですけど、こんなのもお聴かせして。
- Amazing Grace -
http://www.youtube.com/watch?v=dzgoACjFUuw&feature=related

そしたらばお婆ちゃん、Amazing Graceを聴き終わるなり、けっこう毅然とした表情で「あたしもこれが欲しいねぇ」って言い出したんですよ。うわぁこりゃメンドウな話になっちゃったなぁとも思ったんですけど、無下に知らんふりしちゃうのも可哀想な気がしちゃいましてね。

家でCDを聴くこともお薦めしたんですが、畑仕事やりながら聴きたいって言うんですわ。で、そのまま一緒にお婆ちゃんの家まで連れて行かれまして、コンピュータを扱えるお孫さん(と言ってもアラフォーの方でしたが)にYouTubeの探し方とかmp3への変換の仕方を教えたりの大展開。

そのお孫さんは飲み込みの速い方でしたもんで、何曲か試してみてスンナリと変換まで出来るようになりました。後はiPodを買ったら、こうやって同期させて…っていうところまで説明して、その頃にはもう外は暗くなっていました。帰りの自転車2時間は、ちょっとシンドかったです、はい。

何日かして、その後お気に入りのピンクのiPodを買い、お婆ちゃんは毎日ケルティック・ウーマンを満足そうに聴いています…という簡単なメールがお孫さんから届きました。こまごま質問してこられたら困るなぁとちょっと心配だったんですが、一件落着で、まぁひと安心ってところでした。

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…という、昨年の秋の小さな出来事などはすっかり忘れて新年を迎え、すでに2月も立春という昨日、そのお孫さんから突然のように二度めのメールが送られてきました。
そこに書かれていたのは、お婆ちゃんが、亡なったという知らせでした。

メールには、1月の中旬に体調を崩されて入院し数日で息を引き取られたこと。あの日以来、片時もiPodを離さずいつも楽しそうに音楽を聴いていたこと。正月には親戚やひ孫さんたちが集まって「お婆ちゃんiPodカッコいい」と大人気になってご満悦だったこと…などが書かれていました。

そして、自分の葬儀にはこの人の歌を流して欲しいと言い遺し、お葬式が行われた地元の大きなお寺さんの広間には、ケルティック・ウーマンの歌声がずっと響いていたそうです。住職さんだかお坊さんだかも協力的で、CDのセットを用意してBGMを流す手はずを整えてくれたと言います。

さらに短い病床の最後に「畑で一緒に虹を見た自転車のお兄さんに『あの時はありがとう』と伝えて」と話していたと、お孫さんのメールには書かれていました。お礼を言いたいのは、こっちですよ、ほんとうに。お婆ちゃん、素敵な思い出を、ありがと、ね。

一緒に見た虹を、もっと大勢の皆さんに感じてもらえたら良いな…と思い、ブログに書きます。

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posted by 用務員 at 20:50| Comment(8) |  Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月29日

Old days but Good days.

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てなわけで、またしても世田谷の工作好きサンに変なモノを発見されてしまいました。アレは中身にQuadra 800が入っているプリンタサーバとでも言ったらいいんでしょうか。アクリル板で筐体を作って中身をヤリクリして押し込んだ中途半端自作パソコンと言えなくもないシロモノです。

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1990年代の中盤頃でしたか、Power Macが発売されて、皆さん一気にそっちへシフトしたもんですから、800とか900とかその前のII fxとかの、一時はフラッグシップだったMacが某業界で大量に「オハライバコ」になりました。で、それらを掻き集めていじって遊んでた時代のモノです。

いくらオハライバコになったとはいえ、まぁそこそこの実力はありましたんで、プリンタサーバとかで充分に活躍の機会はありましたしね。で、超省スペースサーバを作ろうってことで、いろいろ試行錯誤してました。電源部を切り離しちゃえば、後は基盤とHDドライブの厚みだけですから。

これに、中国製の10インチ白黒モニタとか繋げて、ほとんど存在感の無いサーバを実現〜んとか言って喜んでたもんです。ゴロゴロ余ってた電源部は、12Vの何アンペア出力だったか忘れちゃいましたけど、トロトロ充電にバッチリだったもんですから、ずいぶん充電器も作りましたわ。

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思えば、と〜ってもノドカな時代です。メモリを8メガ増やすか16メガ増やすかで悩んでたんですもんね。50ccにするか60ccにするかみたいなもんです。今じゃみ〜んなリッターバイク以上の性能のMacばっかり。で、コツコツ手作りで何か作るなんて、考えられなくなっちゃいましたね。

でも、幸せだと思ってるんですよ。ほぼMacの創成期からずっと付き合わせてもらってるんですもん。「CR250Mから現在のCRF450Rまで、ずっとホンダでMXやってます」みたいな感じですから。ひとつのメーカーとこんな風に付き合えるって、なかなか無いことだと思います。

家に初めて小さな白黒テレビがやってきて、それがカラーになって、ビデオが普及して、やがて衛星放送なんかも始まって、液晶なんていう技術革新があって、ワンセグだ地デジだデータ放送だ3DだYouTubeだなんてのも、ぜんぶリアルタイムで体験させてもらったわけですしね。

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あと10歳早く生まれても10歳遅く生まれても、こうはいかなかったんでしょうね。実に良い時代に生まれたもんだと思います。出来はそんなに良くなかったけど、70年代の楽しいバイクで青春まっただ中の時代を送れたのと同じで、ほんと天の巡り合わせに感謝するしかありません。

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posted by 用務員 at 22:31| Comment(2) |  Pastime | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月28日

iMacに、ちょっとPlus

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皆さんは古くなったコンピュータ、どうしてますか?。まぁ「捨てちゃう」とか「電器店に引き取ってもらう」ってのが普通なんでしょうけど、これが古いバイクと同じで、ナカナカ捨てられないんですわ、ワタクシの場合。で、バイクと同様に、ガラクタが貯まっていきます。

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年末に、さすがに覚悟を決めて処分しようかと思ったんですが、う〜ん捨てられませんでした、Macの「Plus」と「Classic」。Plusは1986年のモデルで、既に25年モノ…。バイクなら、なんのことはなく乗って楽しんだりも出来るんですけど、さすがにコンピュータの25年モノは、ねぇ。

もちろん電源を入れれば起動はするんですが、そこから先は「だからナンダッツ〜の」って感じ。今となっては何かの役を果たすことは120%不可能です。コンピュータっていうのは、まったくそういうモノなんですね。ビンテージを楽しむ…とか、そんな酔狂な趣味ほとんど成り立ちません。

「筐体のデザインが好き」とか「漢字Talk7で苦労した日々が懐かしい」とか、そんなノスタルジーでしか繋がっていられない存在…と割り切るしかないのは分かっているんですが、いざ「捨てられるか」って段になると、どうしたって躊躇しちゃうわけでしてね。まったく困った物体です。

他にも「II cx」とか「Quadra 800」とか、さらに中途半端な年代のガラクタも有り、もうこれは持っていることを忘れるしかないと覚悟してます。そうそう「7600/200」は「OS 8.6」でプロッタのドライバとして現役です!って、ボロいミニトレで通勤してます…みたいな哀れさ、ですね。


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先日、最新のiMacをちょっぴりモディファイしました。つってもデジタル的にじゃなくて、スチャラカ工作オヤジとして、あくまでも「工作的」に。アルミの芯が入った黒い雨トイを買ってきまして、長さを切ってヘリをちょっと曲げて、モニタの下に付くトレイみたいなモノにしてみました。

USBメモリやSDカードとかの小物をちょっと置いておくのに良いんですが、本当の目的は「音の向上」でしてね。iMacの内蔵スピーカはモニタの底部から真下に音を出してまして、どうもその音がモニタの裏の方にも広がって、いまいちモヤモヤと締まらないのが気になっていたんですよ。

音を前方に集める集音トレイというか反射トレイと言ったら良いのかなぁ。ぐふふ、コレが効くんですわ。それまでラジカセで鳴らしていたのがJBLのControl 1くらいになった感じ(いや、もう少し良くなってるかも)。4344で鳴らしてるみたい…ってとこまで向上してないのが悲しいですが。

と、ガレージに出るのがつらいこの季節の手慰みとしては、まぁそこそこ楽しめてちゃんとした効果も得られた工作でした。…というブログを、PoweBook 500MHz/1MBという、2000年のビンテージモデルでアップしてみました。(はい、OS 9.2です。ダメだ、こりゃ)

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posted by 用務員 at 16:59| Comment(3) |  Pastime | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月22日

大寒の体感

お寒うございますぅ。大寒を過ぎまして1年で最も寒い時期の真っ只中にいるわけでして、とてもじゃないけど10℃を下まわるガレージでカキンカキンに凍てついた金属に触れるのはシンドうございます。(てなこと言うと北極圏にお住まいのぼんず山さんに怒られてしまいますが…) 

で、この時期、もっぱら脳内妄想してばっかりになっちゃうんですが、広い世界には楽しいカスタムをやってる人、大勢いらっしゃるんですよね。見ているだけで充分にインスパイアされちゃいます。というわけで、ここんところのお気に入りのマシンをちょこっとご紹介。

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COOLです。シャキッとして清潔感があって完成度高いですねぇ。全体のコンセプトがシッカリしてるからとても説得力があると言いますか、こういうタイプ大好きです。う〜ん、自分も20歳若かったらもう一度こういうの造ってみたいもんなんですけども…。

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こちらはずっと素朴〜なバイクですが、なんだかシャキっ!とした立ち姿が凛々しくて素敵。トライアラーはこうでなくちゃ!って感じです。シリンダー幅よりスリムそうなタンク、グッドフィッティングですねぇ。(ほんとは4ストのトライアラー欲しいんだよなぁ。ブツブツ…)

 2台とも、全体のまとまり感はもちろん、細かいところにタンマリと手が入っているようで、コザイク系も満載の様子。バイクって、やればいくらでも手を入れるトコロってあるんですよね。こういうのを造ってる人たちと集まってお酒でも飲んでみたいもんです。楽しいでしょうねぇ。

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さて、こちらはアイデアスケッチなんでしょう。現行のバイクにビンテージな外装を載せちゃおうって路線、はい大賛成…っていうか理想に近いなぁコレ。こんなのに、ヘルメットに赤い星を描いて乗ったらどんなに楽しいことか。(誰にも理解してもらえないでしょうけど…)

 とかなんとか言ってないで少しは手〜動かせって?。はい、その通りですネ。ペ・コ・リ…
 
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posted by 用務員 at 20:09| Comment(2) |  Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

風の中に、立ってるのかな

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あなたは、あなたの成人の日、どこにいて何をしていましたか?。自治体が開催する「式」に行った…という方も多いことでしょう。そんなモノ否定して仲間と飲んだくれた…という御仁も少なからずいますでしょう。まぁ人それぞれの「成人の日」の思い出があるに違いありません。

ボクは今から30数年前のその日、品川のスケートリンクで、ゴレンジャーショーのバイトに励んでいました。本来は子供ショーで小学生あたりが対象となるイベントなんですが、何故か西武系の社員の成人式イベントを兼ねていたようで、新成人の皆さんが客席を満員にしていました。

まぁそんなことは置いといて、毎年この成人の日をちょっと楽しみにしていることがあります。街に繰り出す晴れ着姿のお嬢さん達?、いえいえ、あんな田舎から出てきた安キャバクラの女の子みたいなもんに一切の興味は持てませんてば。この日の朝刊の、ある広告を見ることです。

サントリーが毎年続けている「成人の日のシリーズ広告」です。ハタチからお酒が飲める…っていう、酒類メーカーとしてはナンラカの関連を持たせたい広告なんでしょうが、広告というよりは「伊集院さんが新成人に送る素敵なエッセイ」と言った方が良いかもしれませんね。

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      風の中に立ちなさい。

      大人ってなんだ? 大人とは一人できちんと歩き、
      自分と自分以外の人にちゃんと目を向け、
      いつでも他人に手を差しのべられる力と愛情を持つ人だ。
      簡単に言ったが、そういう人間になるのは大変だぞ。
      君が大人になるためにひとつ助言をしておこう。
      ホモサピエンスは世界を一人で歩くこと、見ることですべてを学んできた。
      これは千年先もかわらぬ大人への授業だ。
      まずはケータイを置きなさい。
      インターネットを閉じなさい。
      テレビを消しなさい。
      パスポートを取得して、一番安い乗り物ですぐに日本を発ちなさい。
      目的地は? どこだっていい。

      この国以外の、風の中に立ちなさい。
      世界を自分の目で見ることからはじめなさい。
      そこには君がインターネットやテレビで見たものとまったく違う世界がある。
      目で見たすべてをどんどん身体の中に入れなさい。
      そこに生きる人々が何を食べ、何を見つめ、何を喜び、
      何のために汗をかき、なぜ泣いているのかを見なさい。
      ともに食べ、ともに笑い泣きなさい。
      それだけで十分だ。
      でもラクな日々ではないぞ、苦しい中にこそ本物はあるんだ。
      やがて帰る日が来た時、君は半分、大人になっている。
      その時こそ、本当の大人への祝杯を上げよう。
                              二十歳の出発に乾杯。
                                   伊集院 静 
                                

毎年「フムフム」と思わせる文章が掲載されます。中には「ん?、今年はちょっと外しちゃったかも」という年もあったりしますが、概ね素敵なエッセイです。年に一度、成人とか大人とかをもう一度見つめ直してみるのも悪くありません。実はいい年した大人こそ、これ大事かも、ね。

そうそうサントリーの広告と言えば、これまでに数多くの素敵なテレビCMがありました。年末年始に、溜め込んでいたYou Tubeのデータを整理していて、久しぶりに手がとまっちゃいまして。歴代のサントリーのテレビCMの中でも、ワタクシのイチバンのお気に入りです。

      サントリー オールド 田中裕子篇-1
      http://www.youtube.com/watch?v=a-Sa9Ix70NA&NR=1
    
      サントリー オールド 田中裕子篇-2
      http://www.youtube.com/watch?v=lGEx_OzV-dA

さってと、この成人の日を迎えると、そろそろ新年も松が明けるって気分になりますね。あんまりノンビリばっかりしていないで、ちょっと風の中に立ってみますかね。人生まだまだ、遠い日の花火ばっかりじゃないみたいですから。

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2011年01月01日

             謹  賀  新  年

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アサヒ.jpg

                 お  本  お  新
                 願  年  め  年
                 い  も  で  明
                 申  何  と  け
                 し  卒  う  ま
                 上  よ  ご  し
                 げ  ろ  ざ  て
              用  ま  し  い
              務  す  く  ま
              員        す
              拝

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2010年12月24日

なんでだか…

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本日、久〜しぶに会うスットコドッコイ仲間と下らない話で盛り上がる会合がありまして、ヒョンなことからどんなグループが好きかってな話題になりまして、なぜだかお互い「長いバンド名」にお気に入りが多いってことを再発見し大いに盛り上がったりしましてね。

079.jpg

      例えば…
      アース・ウィンド・アンド・ファイア
      アラン・パーソンズ・プロジェクト
      エマーソン・レイク・アンド・パーマー
      エレクトリック・ライト・オーケストラ
      グランド・ファンク・レイルロード
      クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
      クロスビー・スティルス・ナッシュ・アンド・ヤング
      ナインティーン・テン・フルーツ・ガム・カンパニー
      ニッティ・グリッティ・ダート・バンド
      バックマン・ターナー・オーバードライブ
      ハミルトン・ジョー・フランク・アンド・レイノルズ
      ブラッド・スエット・アンド・ティアーズ

日本だとすぐにCSN&Yとか略しちゃうんだけど、向こうの人たちって別にメンド臭がらずにちゃんと発音してるのがやっぱりなんだかカッコ良く聞こえるんですよね。で、妙チクリンなグループ名なんだけど、実はけっこう深い意味があったりするのも多くてね。

もちろん、シカゴとかトトとかイエスみたいなシンプル極まりないグループ名のアーティストたちにもお気に入りはいっぱいいるんですけど、このダラダラ長いグループ名、なんでかな〜、魅力的に感じちゃんうんですよね〜。で、古いCDをヘビーローテーションさせてる今夜です。

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2010年12月19日

アマノジャへの道 - L2

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まぁそんなこんなを経て中学生になりまして、その自転車屋さん(なんて言うと平たすぎますね。ボクにはまるで鹿鳴館とか長崎の出島みたいな存在です)に通っていますと、それこそツールドフランスやらのとてつもないロードレースが、ヨーロッパにはあることが分かってきます。

まぁなんでもかんでもレースがイチバン!…ってわけではないんですけど、やっぱりカッコ良く見えるわけですよ。輸送機よりは戦闘機、バスよりはスポーツカー…いえいえそれよりレーシングカー…まぁ中学生ぐらいだと、当然そんな感覚の中で生きていますわね。

1970年代に入った頃、自転車レース界のヒーローは、エディ・メルクスという人でした。ヨーロッパ発の自転車雑誌にもいっぱい記事が載っていて、印象としては大スターっていう感じかなぁ。当然、中学生としては感化され、自転車界の長嶋茂雄だと勝手に思い込みます。

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こういう、少年時代に刷り込まれたヒーロー感っていうのは、なかなか揺るがないものですね。それが、織田信長だったり坂本龍馬だったり王貞治だったり人それぞれいろいろあるでしょうけど、まぁそういうモノを信じて没頭するのも、少年期の特権と言えるかもしれません。

いまだに、誰かと喋っていて自分の口から「本田宗一郎」とか「長嶋茂雄」とかの名前が出る時、ほんのちょっとだけ背筋がピンとしちゃうのを感じますが、エディ・メルクスさんなんてのも、ボクにとって間違いなく「背筋ピンと効果」のある人物のひとりです。

このメルクスさん、ツールドフランスを5回制しています。それ以前にもう一人5回勝った人はいるんですが、なにやらメルクスさんの扱いは特別でした。ツール以外の大きなレースに勝っているのは勿論ですが、やっぱりスター性みたいなものが群を抜いていたんではないでしょうか。


とかなんとか言いながら、中学3年間をクラブ活動とプラモデル作りに費やしたもんですから、いつの間にか自転車熱も下がってゆき、16歳になって原付の免許をとるころには新たな興味やら体験で毎日がいっぱいいっぱいになってきます。ま、青春なんてのはそんなもんですわね。

メルクスさんはツールに5回勝っているんだけど、1969、70、71、72年と4連覇して、73年は勝ってなくて、74年に復活したと知ったのは、ちょっと後になってからのことだったと思います。73年はルイス・オカーニャという人が、どうやらまぐれみたいに勝ってるんですけどね。

当然「あのメルクス様を負かすとはどんなヤツやねん!」と思うわけですが、このオカーニャさん、調べてもどんな人なのかさっぱり分かりませんでした。ま一発屋だったんでしょうってことで納得し、興味はこの人の乗っていた「Motobecane」という自転車に移っていきました。

当時、聞いたこともない自転車です。現地ではツール優勝記念モデル(下の写真)なんてのが発売されたんですが、極東の端っこの若造がそんな現物を目にすることもなく、その後もずっと「謎の自転車」。でも「い〜や、なにかあるに違いない」という想像をかき立ててくれる存在でした。

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回りの自転車通の大人たちの発音は「モトベカーヌ」でした。後にモトベカンとかモトベカーンと発音する人がいることも知りましたが、初期刷り込みってのは根強く残るもので、Motobecaneはあくまでもモトベカーヌ。ボクらの年代はティレルなんて発音しません。タイレルですよね。

ま、その後どんどんバイクに傾いていっちゃって、自転車とは随分と疎遠な時期が続くことになるんですが、このモトベカーヌって名前はなんとなくいつも心のどこかに引っかかった感じでした。見たこともないっていうのは、それはそれで夢を膨らませてくれますよね。

ところが、80年代に入ってヨーロッパに出かけていくようになって、初めて現地でモトベカーヌと巡り会うことになります。もうビックリたまげました。例えば、パリの外れのしょぼい食料品店の前に停まっているくたびれた買い物自転車の半分は、モトベカーヌなんです。

さらに驚くのは、裏通りのそこら中に置きっさらしてあるモペッドというかシクロ(ペダルの付いた自転車みたいなヤツ)の3分の2はモトベカーヌ(正式にはモトコンフォートというブランド名ですが)。つまり日本における宮田の自転車とカブみたいな感じ。拍子抜けもいいところです。

よ〜く探してみると、ロードモデルもありましたよ、たま〜に。でもね、ぜんぜんカッコいいとか素晴らしい作り…とか言うもんじゃなくて、ちょっと膝カックンなモノばっかり。思い知りましたね、極東で勝手に夢ふくらましてた自分が、いかにトンチンカンだったかってこと。

でも、これはこれで良い勉強です。雑誌を見たり自分勝手に煮込んだだけのイメージが、いかに現実とかけ離れているものなのかって。ちょっと大袈裟に言えばとても大切な教訓を与えてくれたようなもんです、モトベカーヌは。で、現地の自転車屋さんに飛び込んでみることになります。
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2010年12月18日

アマノジャへの道 - L1

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この秋、親父が入院しましてね。まぁそれほど重篤であるとか深刻なものではなく助かったんですが、その入院先の病院が武蔵野市は吉祥寺の外れにありまして、実はこの病院の界隈、子供の頃に随分と通った所だったんですわ。小学生から中学生にかけての時分です。

ワタクシめ小学校6年の時に、初めてドロップハンドルの自転車を買ってもらいました。ブリヂストンのBS-27っていう、まぁ小学生にしちゃぁ結構背伸びしたモデルで、それまで親戚に貰った24インチの子供用で喜んでたガキンチョが、いよいよ生意気街道に乗り出したわけです。

BS-27.jpg

で、24インチではせいぜい友達の家くらいが行動の限界だったガキンチョは、隣町とか2〜3個先の駅あたりまで自由に行けるようになりまして、こりゃもう画期的な出来事なわけです。初めは、それまで知らなかった模型屋さんを発見したりなんて程度が、その主な目的なんですが。

これは多くの男子が経験することですが、乗り物のステップアップと自我の成長には密接な関連があるものですね。子供用24インチが大人用スポーツ自転車になるということは、それにともなって興味の対象や意識や経験までもが急速に、どんどん拡がっていくものです。

行動範囲が拡がるというのは、単に物理的な活動の面積が拡大することに留まらず、行った先で多くの人やモノと出会う機会を拡げることにもなります。まさに物心両面での、自己の拡大ですね。27インチの自転車に乗るということはそういうことなんだと、ガキンチョは知りました。

小6の子供にとって、それによってもたらされる見聞の拡がりったらとてつもなく、それまで自分の畑を耕すのが精一杯だった貧農が、咸臨丸でアメリカ行った勝海舟みたいな状態って言ったら大袈裟ですが、そのくらいの発見とか刺激とかを受けちゃうことになります。


吉祥寺の外れに「東京サイクリングセンター」という自転車屋さんがありました。発見したのは、そのBS-27に乗り始めてすぐだったと思います。1968年くらいのことですかね。家からの距離にすれば3km程度の近くなんですが、そこは咸臨丸で行ったような「別世界」でした。

そのお店のオリジナルでゼファーというブランドの素晴らしい完成車がありましてね。その名前は「地中海に吹く季節風のことなんだよ」なんてロマンチックなことを教えてもらうと、小6のガキンチョとしてはもうワインでも飲まされたようにポワ〜っと酔っちゃうわけです。

(後年、同じ名前のバイクが出しましたけど、その時は「ケッ!どこが地中海と関係あんねん、こんなバイク!」なんて思ったもんです。随分とヒネクレた見方して御免なさいねカワサキさん。ついでに、ゼファーをスペイン風に言うとセフィーロなんですね。まいっか、そんなこと)

で、その東京サイクリングセンターには、まさに宝石みたいなヨーロッパ製の自転車も置いてありましてね。塗装やらラグやらカンパニョーロの部品の綺麗さだけでもクラクラしちゃうほど魅力的なんですが、値札を見ると自分のBS-27の10倍とか20倍とかのがゴロゴロありましてね。

まったく、乗用車が買えるような値段なわけです。まぁその頃といえば、自家用車を持ってるなんてのは商売をやっている家に限られ、クラスに数人いたかいないかぐらいです。そりゃもう、クルマみたいな値段の自転車を見て意識朦朧としちゃうの、お分かりいただけますよね。

その吉祥寺の外れに存在する「異国の香りプンプンのお店」には、ヨーロッパの自転車雑誌なども置かれていまして、借りてきた猫の尻尾くらいに小さくなって店内の隙間に入り込んでは、それらを見せてもらうのが最大の楽しみになっていきます。もちろん写真を見るだけですけど。

だけど、内容だって知りたいですからね。優しそうな大学生みたいなお兄さんを見つけてはいろいろ質問をぶつけると、まぁだいたいのことは教えてくれましてね。たぶん記事に書いてあることの30%くらいは知識として得ることが出来たんじゃないかと思います。そりゃ大収穫です。

小6で乗ったドロップハンドルと、東京サイクリングセンターで見たヨーロッパ製の自転車や雑誌。う〜ん、いま思い返せば、やっぱりこの辺りが自分の出発点なのかな〜と思います。ちなみにツールドフランスの出発地点のことを「グランデパール」と言います。なんちってね。

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2010年10月29日

めでたくVol.4

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The Motorcycle Classics誌 第4号、明日30日に発売ですって。

MCC.jpg

表紙を見ますと、
 KAWASAKI W series
 HONDA CB72/77解体新書
 新生Norton Commando 961
 Girls on Classic
なんて記事が載ってるみたいで、特集は
 YAMAHA Dirt Bikes Chronicle/ヤマハが切り拓いたトレールの世界
ってことのようです。


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2010年09月30日

アマノジャ・ペインティング

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「なんかさぁ、変な塗装してみたいね〜」
「そやねそやね、今どきフツ〜にウレタン塗ったってナンボのもんじゃわ」
塗装好きな友人とそんなヘソマガリな会話をさんざん交わしましてね。

んなら古式ゆかしいラッカーだべさ…ってことになり、さらにボカシんところをガンで吹き分けるんじゃなくて、細かいサンドペーパーで研いでカスレさせる大昔の方法でやってみっか!ってことで話がまとまりましてね。まぁ自分でもどこまでアマノジャクなんじゃろと思う次第ですが。

塗るのは茶系の2トーンに決めまして、フレームの端々を濃い茶にしてやります。ま、特に問題もなく2色を塗って、いよいよ色の境目のボカシ・サンディング。内心「ホントに上手くいくんかなぁ?」と不安もあったんですが、やってみればそんなに難しいもんじゃありませんです。

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かなり細かい番手じゃないとザ〜ザ〜削れちゃうので慎重に慎重に。フィニッシュはコンパウンドで磨きながら少しずつ少しずつボカシていくって感じです。自転車のフレームってのは円柱ばっかりですので、円周を一定にボカシてやるのにけっこう気を使いますね。

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で、境目はこんな感じ。よ〜く見なきゃスプレーのボカシと区別なんかつかないんでしょうけど、ジックリ見ると吹いた場合の粒子みたいのが無く、ちょっと不思議なボカシになりますね。「だからナンなの?」って言われりゃ「いえ、別に」ってだけの、単なる自己満足です、はい。

ボカシ・サンディングが終わったことろで一度クリアを吹きます。このクリアに「マジック・オブ・パール」っていう粉を混ぜてやりますと、全体にホンの少〜しパールがかった輝きがでます。この粉、けっこう好きでよく使ってるんですわ。http://www.magicofpearl.com/

IMG_360601.JPG

いわゆる「パール塗料」ってパール感が強すぎる場合がありましてね。ソリッドの塗料を塗ってからクリアに粉を混ぜてパールにしてやると、パール加減を好きなように調整できますし「ごくほんのわずかにパール」なんてのも可能でしてね。今回はゴールド系のパールを入れてやりました。

てなわけで、全体にほんのちょっぴりキラッとさせたらロゴやらを貼り込んで、こんどはクリアだけのクリアですね。さすがにこれはウレタンを吹きましたが、ドロッと濃い目にエア圧低めでわざとザラッとした感じを狙いましてね。はい、けっこう面白い感じに仕上がったんではないかと。

今回塗ったのはMBKって言うフレームです。まぁほとんど知られてないフランス製の自転車なんですが、MOTOBECANE=モトベカーヌがその前身よ…って言えば、バイク系の人だと多少はご存じかも。このモトベカーヌ、個人的にほんのちょっと思い入れがありましてね。

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2010年09月21日

で、チドってみました

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単純機械で、何か工作する…真っ先に思い浮かぶのが、はい、自転車です。言ってみればプリミティブな乗り物の代表〜。なんたって全体がガタピシいって動いてるだけですから、単純な機械要素が活かせる、はたまた活かし甲斐のある対象なんではないかな〜って思った次第です。

で、まずブレーキです。ミニベロ(小径車)のブレーキの利きを向上させる方法、何かないのかな〜って前から思ってたんですわ。書くと長くなっちゃうんで省略しますが、車輪が小さい自転車の場合、ブレーキの利きがイマイチのフィーリングでして。小径の宿命なんですけどね。

つ〜わけで、いろいろアタマひねった末、こんなモンを作ってみました。「滑車式・倍力チドリ」です。チドリっていうのは、センタープルやカンチレバーのサブ・ブレーキワイヤーを引っ張る小物パーツの俗称です。で、これだけのパーツでブレーキの利きを向上させちまおうって寸法です。

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滑車の原理ってのを随分と勉強させてもらいましてね。とても単純な「倍力装置」ですね滑車って。まぁいろいろメリット・デメリットありますが、まぁこんな方法もアリじゃなかろうかと。とりあえず試しに作らないと善し悪しも分かりませんしね。手〜動かさなくちゃいけません。

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これまでにも、タンデム自転車用(乗員の体重が2倍)なんかで似たような製品もありましたね。
リンクもさせてもらってる尊敬する「ひろせサン」も好んで作ってたりするみたいです。なかなか良いもんでしょ、こういうカタチ。いかにも「機械式〜!」って感じで。

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過去には、下側を滑車にしたチドリはいろいろあるんですが、下側を滑車にしても、ほとんどメリットってないんですよね。多少の「自動調心作用」はありますけど。ま、やっぱり見た目の面白さを狙ってたんでしょう。でも、それだって大事なことなんですけどね。

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で、真似するだけじゃつまんないので、上下のプーリーを90度ひねったカタチにしてみました。90度ひねってやりますと、上から来るメインのワイヤーの取り回しが綺麗にシンメトリックになるもんですから。作るのはちょっと面倒ですが、これも楽しみ楽しみってことで。

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上側のプーリーの軸、最初は「ただの軸」にしたんですが、ちょっとシブイ感じがしたのでベアリングを入れてやったら一気にフィーリングが良くなりました。ちゃんとスムーズに回転させてやると違うもんですね〜。「輪軸」の有り難み、感じる部分です。

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下側をプーリーにするのはやめちゃおうかとも思ったんですが、まぁカタチ優先で。「なんか動きそう!」って見てて楽しいモンですよね。単純な機械の魅力のひとつに「動きが見える楽しさ」ってのがあるんじゃないかなぁ。ブラックボックスって、なかなか興味湧かないですもんね。

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で、細部をいろいろ調整してみると、これが笑っちゃうくらい利くしタッチも良くなり、ゆずの「夏色」を口ずさみながら長い長〜い坂道を下っても、ブレーキいっぱい握り締めなくてオッケになっちゃいました。こんな小さなパーツでも、はっきり効果が出ると嬉しいもんですね〜。



さてさて、こんな下らない滑車チドリを作っていたところ、知り合いが「三連勝のフレーム塗りたいんで、全バラしてくんない?」って持ち込んで来ました。もはや伝説の自転車ですね。
http://www.classicrendezvous.com/Japan/3Rensho.htm

「バラしなんか自分でやればぁ」と思いながらも、三連勝をハラワタまでいぢるなんて機会、そうそうあるもんじゃないので「うっし〜、やったる〜」ってね。この「自転車を玉までバラす」って、かなり楽しい作業です。その機械の骨までしゃぶれる感じですもんね。

で、それバラしながら「う〜、自分も1台、何かやりたい!」ってムラムラしちゃいまして。三連勝を持ち込んだ人と「古い感じの塗装方法」とかについて語り合ったりしたもんですから、なんかその方向でね。てなわけで、滑車チドリなんかすぐに忘れて、1台全バラ始めちゃいました。

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2010年09月14日

オヒサでゴンザレス

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ども!。しばらくブログがアップが出来ない状態が続いてまして「こりゃどうしたもんだべぇ」と困っておったのですが、なぜか突然に不具合が解消されましたようでホッと胸を撫で下ろしておりやす。原因が分からないのってなんか気持ち悪いんですが、ま、とりあえずはOKかと。

さてさて、この猛暑の夏の自由研究として「スチームパンク的パーツの考察」にはまってましてね。スチームパンク的…っていうと、すぐに銅とか真鍮っていう素材に傾きがちで、それはそれで見た目には効果的なマテリアルなんですけど、なんかもっと原点を探りたい欲求がありまして。

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で、いろいろ勉強して深みにはまっていきますって〜と「単純機械」とか「単一機械」と呼ばれるモノに辿り着いちゃいましてね。この単純機械っていうの、もっとも基礎的な機械要素のことで、まぁギリシャ時代からあるような「カラクリの元」ですね。主なモノには…

 ・ネジ(この場合ボルトとかビスのことじゃなく「螺旋(らせん)状」のことを指します)
 ・クサビ(コッターピンなんかの作用もクサビに含まれるんでしょうね)
 ・テコ(いわゆる「レバー比」が存在する作動部分はすべてテコの仲間ですわな)
 ・滑車(最近とんと見かけませんが優れた「倍力/方向変換」装置です)
 ・輪軸(軸を使ってモノを回すこと全般。これまた広く応用されてます)
 ・斜面(カムなんていうのも斜面っていうモノの概念に入るんでしょうね)
 ・車輪(回る輪っかでモノが動き始めたことで人類はどれだけ進歩したことか)

これに「歯車」や「バネ」や「クランク」なんていう要素が加わって「機械の基本」みたいなものが成立していったんですね。どれもまぁ原始的ローテク動作の代表みたいなモノばっかりなんですけど、どうもこの辺の要素に「カラクリ」の面白さの原点があるな〜って気付きましてね。

さてさて、理屈ばっかりコネまわしていてもしょうがないので、さっそく単純機械を応用したパーツ作りにとりかかりましてね。これがまぁ面白いのなんのって。機械なんてのは、あんまり難しいモンより単純明解な方が良いですねぇ。んじゃ、成果物は次回。


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2010年08月02日

素敵な雰囲気でした

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真夏の女神湖、けっこう快適でした。まだまだ陽射しが強い時間帯もあったんですけど、空気がカラッとしてまして、やっぱり「高原〜ん」って感じですね。ぼちぼちレポートもアップされるんではないでしょうか。ん?、次号の誌面とか見てもらった方が良いのかな?。

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http://the-motorcycle-classics.com/

湖周辺の淡〜い思い出のある場所には行ってるヒマがなかったんですが、たまに本部テントから抜け出して参加者の皆さんのバイクを見たりして充分楽しませていただきやした。いろんなカテゴリーのバイクが集まり、イギリスのイベントみたいでとっても素敵な雰囲気でしたねぇ。

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そんな中に何台かいらっしゃった「スチームパンク系」のバイク、こういうの嫌いじゃないんですよぉ。って言うか「むふふ、やってみたいな〜」って感じ。このSRサン、コンクールのナンタラ賞を受賞してましたけど、こういう路線、実に魅力的ですね。

手作り感があって、オーナーのアイデアとか工夫が満載で、マスプロ的じゃなくていかにもMyスペシャルって感じの工作。「バイクいじりは、こうでなくちゃね〜!」って思わせてくれます。なんか、自分でもスチームパンク系の工作やってみたくなっちゃいました。

http://anproid.blogspot.com/
http://steampunk.seesaa.net/
http://antiquescafe.blog114.fc2.com/blog-entry-224.html
http://eegana.blog32.fc2.com/
http://www.google.co.jp/search?q=%83X%83%60%81%5B%83%80%83p%83%93%83N&hl=ja&source=hp&ie=Shift_JIS&lr=


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2010年07月29日

高原へいらっしゃい

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悪夢の2日間、なんとか乗り切ってきたんですけどね、もうフニャフニャです。久〜しぶりに身も心もヘナヘナになってます。で、この週末はやっとゴロゴログダグダできる〜と思っていたんですが、#105宮崎健太郎青年から、鬼のような指令が飛んできましてね。

mcc2.jpg

http://the-motorcycle-classics.com/

これ、手伝いに来いっていうんですよ。まったく、鬼…というか悪魔ですね、っていうか人殺しとしか思えません。でも、ここで逆らうとMotorcycle Classics誌上でA.C.T.S.の悪口とか罵詈雑言とか書かれちゃいそうなので、虚弱体質のカラダにムチ打って、行ってきますよ、はい。


実は、白樺湖とか女神湖の辺りって青春時代の淡〜い思い出のある場所でして、久しぶりに行ってみたいなぁなんてのもありまして。10代からハタチくらいまでって、何故かけっこう山方向に出掛けてた時期がありました。立科とか八ヶ岳とか軽井沢方面とか、ずいぶんと行ったもんです。

そういえば、76年にTBSで「高原へいらっしゃい」という、山田太一さんの素晴らしいTVドラマがありましてね。八ヶ岳の辺りの小さなホテルを舞台にしたお話で、自分の年代的にノンビリと家でTVドラマを観ているような時期でもなかったと思うんですが、なぜかハマっちゃいまして。

思い出深い場所で、A.C.T.S.とはまた違った趣向の素敵なバイクに逢えると良いな〜なんて思いつつ、まぁあの辺り、バイクで走るのにけっこう気持ちの良いところですので、お暇な方はぜひ遊びにいらしてみて下さいまし。古いバイク、いっぱい集まるみたいですよ。


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2010年07月14日

もうチョイですね、梅雨明け

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#105・宮崎健太郎青年が「告知してけろじゃ」ってことで、お知らせです。悪夢の2daysの翌週7月31日(土)に長野県女神湖にて、The Motorcycle Classics(ザ・モーターサイクルクラシック)が読者ミー ティングを開催するんですって。詳しくはフライヤーをご覧あれ〜。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/manx/SMM.jpg


さてさて2daysを前に、もろもろ工夫を凝らした幾つかの頼まれモノもやっと手を放れホッと一息…ついてたかと思ってたら、もうエントリーの集計に追われる時期になっちゃいましたワン。んで、エントリー用紙を見ればいろんなニューマシンも、続々。楽しいのよね、この時期。

ま、コレばっかりは役得ですね。「あ〜、あの人こんなニューマシン導入してる〜!」とか「うげ!○○さん、いつの間にかB50買ってやんの!」とか、個人情報(?)をつぶさに眺めて密かに楽しんでおりますです。自分のバイクなんかまったくホッタラカシにしちゃってね。

さ〜て、当日はこんなのでも持って行って、クジラボーイの前をうろついてやろうかな、と。パチもんじゃない、由緒正しきエアフィックス製のクジラくんだもんね〜。

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2010年07月02日

LOC Round-2

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「A.C.T.S. 真夏の悪夢 2days」まで1ヶ月を切った今日この頃、今月はまずLOCの第2戦をやっつけなきゃいけません。梅雨の季節、スカッと晴れないまでも、なんとか降らないでくれることを祈るばかりでごんす。

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いつの間にか、ジワジワとエントリーも増えていますしね、面白いバイクも多くなっています。今回から「西からの刺客・doigumiさん」もトライトンでエントリー。A.C.T.S.同様に豪快な走りを披露してくれることでしょう。

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でも、土曜の夜、ドイツとアルゼンチン戦、あるんですよね〜。生で観ないわけにゃぁいかないですし、でもそんなの観てたら寝る時間ないし、う〜んどうしよ。「ゲロ吐きそうなくらい凝ったゼッケン」もまだリカバー出来てないし…。悩み多き週末の用務員でごじゃります。


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2010年06月26日

手間のかかる蘇生術

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実は本日「ゲロ吐きそうなくらい凝ったゼッケン」の作業をしている途中、大変なポカを犯してしまい、工程10段階の内の2とか3まで後退を余儀なくされてしまいました。ああいう時って、ほんと固まりますね。凍り付くというか、ワタシのハートは〜ストップモ〜ション〜by 桑江知子。

皆さんも経験あると思うんですよね。ショックで、ちょっと貧血気味になるというか、血の気が引いて声も出ない…みたいな。自分への怒りがこみ上げてきて、心拍数は早まってるのに呼吸数は落ちちゃって、2分45秒くらいは体が動かない状態。カップ麺が出来ちゃいます、まったく。

で、ワタクシの、こういう時の脱出法。とにかく音楽を聴きます。スッカ〜〜〜ンとしたヤツ。このところのお気に入りは「Superfly」。ヘッドフォンでね。萎縮した脳味噌を強いトニックシャンプーでジャブジャブ洗ってる感じ。とにかくあのボーカルの爽快感は効きます。

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一時、こういう時用に「Girl next door」なんかも良く使ってましたし、昔だと「横山輝一」なんてのも効果満点でしたね。何故か「日本語、こってり豪華なアレンジ、自信に満ちあふれたスッカ〜〜〜ンってボーカル」が大事。「福原美穂」なんかの数曲も効きます。

で、気持ちを取り戻してリカバー作業に入るには、今度はちょっとコッテリした洋楽が向くんです。コモドアーズ/ライオネル・リッチーだのスティービー・ニクスだのグロリア・エステファンあたりを並べるとペースが戻ってきます。バタ臭〜いUPからミディアム系ですね、良いのは。

平常心を取り戻したら、TOTOとかアラン・パーソンズ・プロジェクトあたりをサラッと流しながら、70〜80年代の適当なウェストコーストロック系を並べておけば、もう問題ありません。その頃には、心の「ザワザワ」も収まって、指先も快調に動いてくれます。

先ほど、本日の作業を終了しました。まぁ大きく後退しちゃったけど、その分勉強にもなりましたしね。そんな日の夜は、お気に入りの「アンデス民謡」でケーナの素敵な音色を聴きながら、キンキンに冷やしたカンパリをちびちび。音楽ってのは、ほんと〜にアリガタイもんです。


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2010年06月25日

B50ライン、操業休止中

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例のジェームズ爺さんから「最近、B50ぜんぜんイヂってないじゃないの!」ってメールが来ましてね。「あいゴメンなさい。日本はいま猛烈な雨期で、一昨日も近くの川が氾濫し街が水浸しになり、昨日は雨漏りが止まらず我が家の中にはバケツが並び、今日はガレージが浸水してB50のオイルドレンまで浸水したんすよ」と書いたところ「そりゃ大変じゃ。日本は厄介な国やなぁ」と返信がきました。

ラインB50mx1973.jpg

ジェームズ爺さん、ウソついてごめんなさい。我が家地方、あんまり梅雨とも思えない夏の様な天気が続いておりまして、他の遊びが忙しいのよねん。でさ、夜は猛読書月間だし、このトコロなんだかんだ頼まれモノが多いもんで、B50なんてじぇ〜んじぇん触ってる余裕ないのよね〜。

その頼まれモノで、ちょっと面白いトライというかチャレンジとかしてまして、もぅモノ作りマインドが充分に満足させられちゃってるもんですから、なんともハッピ〜な気分なんですわ、ここんところ。いろんなテーマに対応するって、ほんと勉強になります、はい。

先日、某所で話題が出たんですけどね、小学生の頃、お祭りの屋台で売ってる「薄いオセンベイみたいのを針で型抜きするヤツ(正式名わからず)」を友達から頼まれて抜いてやって景品をせしめる手伝いをしたり、例の「原版」作りに精を出してみたり、まぁバイク関連のモノ作りだの「仲間や知り合いのオーダーに手先で応える」っての、一生続くみたいですね、ワタクシの場合。

で、いつも思うんですが、そもそもオーダーが「自分の」じゃないもんですから、思いもよらぬモノだったり、それまでまったく知らなかった世界のモノだったりで、逆に視野がドドド〜ンって拡がっていくんですよね。自分の…だけだったら、人間なんてそんなに多くの方面のモノに触れたり興味を持ったりイヂったりするもんじゃありませんもの。

めっちゃくちゃなオーダーほど、面白いんですよね。普通なら「んなモノ出来るか〜!」って怒っちゃうようなモノでも、とにかくやってみると。材料を吟味したり、工程を考えてみたり、仕上げはどうしようかなぁ…とか、とにかく頭を柔軟に、過去の経験にとらわれず。「手先を動かして頭を柔らかく使う」なんてのは、まさにボケ防止の最たるモンですわ。

まぁ、多少なりとも人様に喜んでもらって自分のボケ防止になってると思えば、こんなにハッピ〜なこともないわけで、そのおかげもありまして、いまだに小学生並みのフレッシュなオツム(明らかに精神年齢が低い…とも言う)を保っていられるのか、と。

さてさて、んでは作業の続きでも。いま、某車用に「ゲロ吐きそうなくらい凝ったゼッケン」っての、やってましてね。これがまたシンドイんだけど楽しくて楽しくて。梅雨のうっとおしさも吹き飛ばしてくれますのよん。


posted by 用務員 at 20:42| Comment(1) |  Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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